名古屋人のハンドメイドによる木偶人形作家(APPLETRAP)に、我々のトレードマークとも言えるローバイトマウスを描いてもらいました。おかげで今期のローバイトTEEが完成。ローでマニアックな彼とローバイトの対談を掲載中。
L:自分路線のきっかけはあるのですか?
A:特に妖怪が好きなわけでもないですし。小さい頃から「キン肉マン」や「ドラゴンボール」の落書きが好きでしたけど、そんな兆しは全くなかったです(笑)。高校卒業したくらいはMACでイラストも描いてましけど、グラフィックに可能性があり過ぎて限界を感じて辞めました(笑)。それとは対極的に油絵を描いてみたんですけど、凄く下手だったくせに謎な達成感が生まれ、それからは手書き路線に落ち着きました。人前に出るのも好きじゃないんで何かとマイペースです。
L:尖った表現で世間に訴えたかったんですかね?
A:多分、色んな悩みを抱えていたんじゃないですか?
L:病んだ気持ちから生まれたとしたら、よっぽど「リアルな妖怪モード」じゃないですかw。
A:中途半端な芸風に嫌気がさして、木片を使ったり独特なタッチで色々と振り切りたくなったのかもですねw。
L:今回の芸風も気にいってますよ、ありがとうございました!このデザインで2021年のローバイトteeにしたいと思ってます。
A:ローバイトにはパンクスピリッツを感じるので「骨になっても噛み付く!」という方向に仕上げてみました。僕は友達に付き合って釣りする程度ですが、ローバイトの存在は釣りの世界を変えた気がします。断然オシャレになったし、釣り人のダサいイメージがなくなりました。魚を釣るだけでなくカルチャーや遊びを盛り込んだ第一人者だと思うので、今回の機会はとっても嬉しく思ってます。
L:いやいや、お互い個性あるモノを拵えていると思うのでブレない表現を持続して楽しみたいですね。