今時そんなコト?今時そんなモノ?と思われるかも知れないが、逆にそんな今だからこそ想いは募る。それはクイックやライトにモノが溢れる時代と逆行するEFRICAなりの考え。まさに時代を感じているからこその研ぎ澄まされた感覚であろう。EFRICAにあるモノの深さを感じ取れば、モノに秘められたトキやコトの価値が自然と湧いてくる。それは明日の自分を支えてくれるかもしれない。
- LB:ギターの展示にキャンプ道具、釣り竿に地元関連の伝統工芸品、何も知らない人が訪れたらどんな店と説明をするんですかw?
- E:「気まぐれ店主が扱うテンションの上がる遊び道具」屋ですかね。釣り竿はロックフィッシュ用で自分がプロデュースしたAPIA製品なので、責任を持ってちゃんとお客さんにお伝えしています。
- LB:ベクトルは様々ですが何を基準にセレクトやプロダクトしてるんですか?
- E:シンプルに言うと本物か偽物ですね。どうしても2~3年のキャリアや知識で生まれたモノより、数百年の歴史を背負って作られたモノの方が、受け手に知識がなくともオーラが違うというか。ただの実用品でなくモノ自体に背景やストーリーがあると、楽しみや愛着が湧いてくるじゃないですか?使い捨て感覚とは反対で、丈夫な皮や鉄などの製品は少しリスクがあっても長く使えるじゃないですか?仮に自分が亡くなってからの息子や孫世代まで使われ、その人なりのトキが刻み込まれているって凄くステイタスを感じるし、そんな息の長く代々愛されているモノにEFRICAロゴが乗っかっていたら優越感に浸れますね。
- LB:「気まぐれ」どころか、結構な「店主のハードル」じゃないですかw。
- E:もはやビジネスとは逆行してるかもですねw。
- LB:パンク好きな人だから仕方ないかと思いますw。
- E:EFRICAでは地元に纏わった物産とコラボしたり、古くから愛されている伝統品を専門業者に依頼して現代風に落とし込んでみたり、常にモノへの存在意義を明確にしています。だから自分らが作ったモノに欠陥が出たら、自分やモノに泥を塗ることになってしまう。そう思うと中途半端な気持ちでは関われないですし、自分の印なんて安易な気持ちで刻めないと思うんですよね。
- LB:意識高い「EFRICAプライド」ですね。パンク感じます!
- E:いやいや、ローバイトさんも一緒ですよねw?ギリギリでやっていますよw。
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