作戦重視でルアーの引き出しの多いバフィッシングや、ナマズやライギョのタフなパワーフィッシングとは全然違う。 何処かノストラジーで至ってスローフィッシング。滋賀県長浜市にあるショップ“LUCK”の椋田さんと一緒に、夏の水辺でクールダウンしながら琵琶湖のケタバスと戯れてみた。 夏の到来と同時にケタバス（関東でハスと呼ばれている）が琵琶湖の浜に現れる。ケタバスフィッシングはビギナー大歓迎。夏休みのキッズにも最高の水遊びだ。 ケタバスとはコイ科の魚で、この時期には小鮎を追いかけ回す立派なフィッシュイーター。しかしバス釣りをしていると、ケタバスが大型ブラックバスに追いかけられているシーンを多々見かける。 これこそ食物連鎖、我々は自然に囲まれて釣りを楽しんでいることを痛感する。そんなケタバスだが「釣れちゃった系」はさておき、いざ狙って釣ってみるとなかなか面白い。 戦闘モードのガツガツした釣りとは対照的。魚の反応は素直だし、水辺に浸かった足元はクールダウンで気持ち良いし、深いことは考えないでのんびりとスローフィッシングを楽しんだ。

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