冬のバス釣りはシーズンオフ。そんな言葉を大昔に聞いたことがある。がしかし、実はそんな時代は既に終わっている。極寒でしか釣れないバスがいる!しかも半端ないBIG ONE!DRT代表の白川さんとSTAFFの釣行写真が驚きの事実を明かしてくれた。
12月半ばから2月後半くらいまで、ワカザギが産卵のために接岸するんです。水面をワカサギが覆って下が見えないくらいの大群で、それを求めてデカいバスは体力があるからか、極寒の30cmくらいのシャローでも荒喰いします。釣れる魚はどれも重くて5kg級のバスも夢じゃないですよ。誤解を恐れずに言うとしたら「自己記録級を狙って獲れるシーズン」ですね。テクニックというよりも忍耐と運が必要とされる釣りなんで、当然NO FISHも覚悟のうちです。でも「とにかくデカいのが釣れるシーズン」です(笑)。アメリカ人もこの釣りを見て相当驚いていました。おそらく琵琶湖独自のストイックで特殊な釣り方かもですね。
でも…今年くらいから更に厳しくなるかもしれません。というのも、SNSでワカサギ捕りが流行ってしまって。ナイトでは音や光にバスが相当敏感なので、僕らは「抜き足差し足」で釣りをしているんですが、真っ暗の静けさの中から「ザクッザクッ」と人の足音がしてきて、辺りをライトで照らすんですよ…。そうなったら終了ですね…残念ながらポイントは潰れます。こっちは駐車場から物音に気をつけて支度して、車のドアを閉める時さえもバン!と音を出さないように、そっとドアを押し込んで音を出さないように閉めてるんですけどね(笑)。誰の琵琶湖でも無いので文句は言えないんですが...ワカサギ掬いが流行した数年前くらいから釣りしにくい状況ですね。
とは言え、11月くらいからソワソワしだして、月の絡みと寒波が来る度にチャンスが訪れます。この釣り方で専門に狙っている人は、通常のハイシーズン(暖かい時期)は釣りをしない人もいますよ。僕も夏よりこの時期の方が好きです。糸が凍るほど寒いんで防寒対策は必要ですが、釣り人も少ないし、とにかく一発来たら絶対にデカいですから、超極寒でもテンション上がって寒さを感じませんよ(笑)。
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