ブラックバスをミニチュア化してチョコレート柄に塗り替えたような…。スズキ目ケツギョ科に属するオヤニラミ先輩。朝鮮半島南部と西日本の川だけに生息する気の強い淡水魚。他種の魚のみならず同種個体でも遭遇すると激しい闘争になることもある。私コマツはこの魚が愛らしく見えて仕方がなく、幼少より陰ながらのファンであった。それを知ってか?「あの…オヤニラミなんですけど、近所で生息している川ありますよ?」とつぶやく発言あり。「行きたい~!」という気持ちを抑え、同じく幼少の頃から気持ちを寄せているという彼にレポートを頼んでしまった。自然環境が整った素晴らしい川があるそうだ。
ブルーギルやブラックバスもそうだが…オヤニラミがサスペンドしながら、頻繁にヒレを動かしバックに後退する動作、この愛らしい姿にキュンときちゃうんだわ。そんなオレちゃんのアイドルは年々姿を消しつつあるらしい。環境省レッドリストでは、1991年版で「希少種」、1999年版で「準絶滅危惧(NT)」だったが、2007年版では絶滅の危険が高まったとの判断がなされ、1段階上の「絶滅危惧II類(VU)」となった。人間さえも、生きるのに便利か?不便か?分からない世の中だもの。さぞかし先輩もしんどいことでしょう…先輩が生きている間に必ず会いに行くからね。絶滅なんて寂しいこと言わないで下さいね…、、お願いします。