釣具の世界にもシーン(マーケット)がある。昔はプロショップと呼ばれる個人(釣り人)が経営するマニアックな釣具店がたくさんあった。店主のこだわりが反映されたセレクトショップと言えばわかるだろう。しかし、最近はファストファッション的な大手量販店が増え、品揃えはどこも似たものに感じられる。見方によっては流行りものが簡単に手にはいるから便利なのだが、釣りという遊びにおいて、スタイルという価値観が希薄になってしまうようで寂しくもある。 ここに紹介する「ホワイトバス」はプロショップらしく、流行の先端を押さえながら裏技的(マニアック)なルアーも提供してくれる。その品揃えは店長の経験と情報量に裏付けされており、時間を忘れて物色してしまう。そんなこだわりのプロショップが、テレビの情報番組でも頻繁に取り上げられるオシャレな恵比寿に、この町の奥の奥にさり気なく移転した。ディープな場所にあるディープなお店はいかが?
http://whitebass.co.jp/