キャッチ&イートは釣った魚を食べること。キャッチ&リリースは、漁ではなくゲームフィッシィング(遊び)で釣れた魚を逃がしてあげること。バス釣りの多くが選ぶスタイルは…ゲームフィッシィング。なぜならバスは遊びがいがあるから(笑)。賢くて感情的で釣り人を魅了してしまう、そんな力をあの魚は持っているから。それは常に魚と人間の知恵比べ。釣り人はバスの口に針をかけようと、あの手この手で釣りを楽しむのだ。 そしてこんな大人になっても止められないバス釣り…。昭和の50年代だろうか?アメリカからやってきたルアーフィッシング、そしてブラックバス釣りと出会った。振り返れば…そんな時代から「バス釣り」を分かりやすく丁寧に楽しく教えてくれる伝道師がいる、それがヒロ内藤さんだ。日本人の彼はバス釣りに魅了され渡米し、今では海外を拠点にアメリカンルアーの大手“プラドコ”に在籍している。日本とアメリカの釣り文化の架け橋となる重要な人間である。もちろんバス釣りへの愛情と熱意は相当なもので、釣りの未来に対しても真剣に考えている。そんな大先輩に一つのお題について語っていただいた。とても難しく誰もが避けたくなるようなデリケートな問題について。大先輩、いや大先生からのリアルなメッセージをここに残しました。