TOP WATERとは名前の通り「水面」という意味。水面でルアーを操って、水中の魚をおびき出す釣り方。我慢できなくルアーに飛びつく魚の姿は、陸上から見ている人間にはとてもエキサイティングで、この釣り方だけにハマる釣り人も珍しくない。とはいえ、ステージを水面だけに絞り込むなんて、魚の立場を相当無視した一方的な釣り方。魚にも都合がある(笑)、魚と水面は常に密接とは限らない。よって飛び出す可能性は至って低いと言われている。しかし、その時の興奮を信じて竿を振り続けてしまう…なんて釣り人はアホなんでしょうか(笑)。
となると…水面から離れていたり、水面を意識してない魚にも水面でアピールをしなければいけない。このプレゼン方法の基本は「音」になってくる。水中を通して、水面から目線を外している魚に届くのは「音」なのである。ということで、人間が今日まで工夫を重ねた「音を出す手法」を取り上げました。TOP WATEなハンドメイドに拘り、自社ブランドを運営している“ヒヨコブランド”と“ブライトリバー”と”津波ルアーズ“の三社の代表に話を聞きました。皆さんの独特なベクトルや、個性のぶつかりあいをお楽しみ下さい。