こりゃ「クレイジー!」だ(笑)。現代で最もスケーティーを感じるスラッシュメタル。初期アンスラックスやスイサイダルが好きな人は少なくない。誰もがあの時期を黄金期と讃えて、思い出として振り返る事は多々ある。もっとも彼等にも年齢とキャリアがあり、初期衝動を熟年で再現しても限界はあるに違いない。しかしそれを綺麗にMUNICIPAL WASTEが埋めてくれる。この日のライブが間違いなく証明していた。後先を考えず「感じたままでぶっ壊れる姿」はロックの源にも思えた。そしてそれが少し危険ですらあった。その危険がロックならではでスリリングな心地良い緊張にも繋がっていた。ズバリ最高!彼等は決して新人ではないので、MUNICIPAL WASTEを知らなかった人は過去音源をゆっくりと召し上がっていただきたい(笑)。
https://www.municipalwaste.net/
https://wardrecords.com/